【風邪を引いたときの歯の痛み】

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ホワイトニングサロン広島店です

 

 

風邪をひいた時の歯の痛み


風邪をひくと歯が痛くなることがありますが、それには原因があります✍🏻

特に風邪をひくと上の奥歯が痛くなります。

上の奥歯の根は鼻につながっている副鼻腔という空洞に接しています。副鼻腔に鼻水が溜まったり、炎症が生じる副鼻腔炎になると上の奥歯に影響が出るからです。また、風邪による免疫力の低下が歯周病の症状を悪化させて痛むこともあります。このような場合は抗生物質の服用が効果的です。今回は風邪をひいた時の歯の痛みの特徴とその原因を説明します。ぜひ参考にしてください。

風邪をひいた時の歯の痛みの特徴


1.痛みは2~3日で落ち着く

風邪が原因の歯の痛みは風邪が治るとともに2~3日で落ち着くことが多いです。風邪の状態にもよりますが、副鼻腔の粘液や腫れが落ち着いてくると、歯の痛みも徐々に治ってきます。急に痛みが出て驚くかもしれませんが、まずは体調を整えてください。歯医者を予約しても、治療に行く頃には症状が落ち着いていることもよくあります。

2.1本の歯ではなく全体的に痛い

歯の痛みは一本の歯ではなく全体的に痛みが出ることが多いです。虫歯の場合は痛みのある歯は限定されることが多いです。しかし、風邪による歯痛の場合は全体的で場所が特定できないことが多いです。

3.歯が浮いている感じになる

風邪による歯痛の時には歯の痛み以外にも様々な症状がでます。歯が浮いた感じ、違和感、押すと痛い、鈍痛など多くの症状があります。場合によっては歯の激痛として現れることがあります。虫歯や歯の破折などとの鑑別が難しいことも多いです。

風邪をひいた時に歯が痛む理由


1.上の奥歯の根と副鼻腔が近いため

上の奥歯の根は副鼻腔に近かったり、副鼻腔の中に突き出ていたりします。そのため風邪を引いたりして副鼻腔に粘液や炎症が起こると上の奥歯や鼻の横あたりが痛くなることがあります。一般的には風邪が治って、1週間も経つと落ち着いてくることが多いです。

2.副鼻腔に溜まった鼻水などが歯の神経を圧迫するため

風邪をひいて鼻水などが出てくると副鼻腔内に鼻水などの粘液が溜まります。副鼻腔は通常、空気が入っている空洞ですが、鼻風邪などによって副鼻腔内に粘液が満たされると、副鼻腔内に突き出ている歯の根を圧迫します。そのために歯痛が起こることがあります。

3.副鼻腔の粘膜の炎症が歯の根の周囲に伝わるため

風邪をひくと副鼻腔内の粘膜に炎症が起こる副鼻腔炎になります。炎症とは細菌などの刺激によって血管が広がり、血管の中から免疫細胞が細菌を除去するために出てくることです。いわゆる腫れている状態です。歯の中にも血管があり、歯の中に炎症が広がると、血管が膨らみ、歯の神経を圧迫して痛みが出ます。風邪をひいて副鼻腔に炎症が起こると、その炎症が歯に伝わり痛みになります。

4.重度の歯周病の部分に炎症が起こるため

歯周ポケットの深い重度の歯周病の部分に歯痛が起こることがあります。風邪をひくと体の抵抗力が低下します。重度の歯周病の部分はいつも細菌と白血球などが戦っている場所です。重度の歯周病の部分は免疫力の低下によって歯痛や歯肉の腫れが出ることがあります。また、親知らずの周りの歯周ポケットにも腫れが出ることがあります。

 

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