【テトラサイクリン歯の原因】

こんにちは🤍

ホワイトニングサロン広島店です

 

テトラサイクリン歯とは?


 

テトラサイクリン歯は『テトラサイクリン』というグループの抗生物質により黄色や灰色、黒くなってしまった歯のことを指します🦷

 

この『テトラサイクリン』というグループの抗生物質は1970年代に多く使われていた抗菌剤でマイコプラズマ肺炎や百日咳の特効薬として風邪薬シロップなどに重宝されていたお薬です👨🏻‍🔬

 

そもそもお薬にはたくさんの種類がありますが多くのグループに分けて分類されています。

例えばペニシリン系セフェム系などです✍🏻

 

お薬にアレルギーを持っていたり身体との相性が悪いとか、効果があまりないという時は、この系統を変えて投与すると、効果が出たり、アレルギー反応を起こさずに済む場合があります🤨

 

しかし、このテトラサイクリンを子供の頃、特に永久歯を形成している期間(12歳頃まで)に多量に摂取すると永久歯のエナメル質の形成不全、歯の変色や、一過性の骨発育不全を引き起こすということがわかりました😱

 

今日では、このテトラサイクリン系のお薬は、8歳未満の小児、妊婦への使用は避けられています🙅🏻

 

テトラサイクリン系は必ずしも悪いものではなく、適切に使えば炎症を抑えてくれるものです。歯科医院でも、歯周炎の炎症を抑えるための軟膏として使われていますし、皮膚科で、おでき、とびひなどの軟膏に処方されたりしています

 

変色の原因


 

歯というものは大きく3層に分かれています。

外から、エナメル質象牙質(ぞうげしつ)歯髄の3層です。

 

テトラサイクリンは元々黄色なのですが、その色が象牙質のカルシウムと結合します。

 

象牙質も元々黄色っぽい色をしています。

 

生活の間、歯に紫外線が当たると、結合した成分はどんどんと濃くなります。

つまり歯の色はどんどん濃くなり濃い黄色や灰色に変化していくのです。

 

このように、テトラサイクリン系のお薬の副作用により変色してしまった歯のことを『テトラサイクリン歯』と呼びます✓

 

 

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