【虫歯の治療期間】
こんにちは🏁
ホワイトニングサロン広島店です
虫歯の進行度は以下の5段階に分けられます。
・C0:初期虫歯
・C1:エナメル質の虫歯
・C2:象牙質の虫歯
・C3:神経に達した虫歯
・C4:歯根しか残っていない虫歯
進行度別に症状の特徴や治療期間治療法についてどんな違いがあるのでしょう
C0:初期虫歯
C0は痛みなどの自覚症状がない初期の虫歯です。
自覚症状がなく見た目でもわかりにくいため、定期健診などで発覚することが多いです。
特徴
見た目ではほとんどわかりませんが、場合によっては歯にツヤがなくなったり、茶色や黒色に変色することがあります。
感染している部分が浅いため、自覚症状もありません。自然治癒で治ることが多い虫歯です。
治療期間
C0の虫歯は特別な治療を必要としないため、治療期間は0日といえます。歯の再石灰化のみで、自然に治癒できる虫歯です。
歯の再石灰化とは、エナメル質に起こる自然な現象で、初期の虫歯を修復することができます。口腔内のミネラル(主にカルシウムとリン酸)が歯のエナメル質に取り込まれ、弱ったエナメル質を補強することで歯を強化します。
治療法
再石灰化作用によって自然治癒が期待できるので、歯を削るなどの治療は必要ありません。丁寧なブラッシングやフロスの使用、フッ素入り歯磨き粉などを使って口腔内を清潔に保ち、進行させないことが重要です。
再石灰化を促す方法として、唾液の分泌量を増やすことが挙げられます。唾液には、歯を保護して再石灰化を促す作用があります。噛む動作によって唾液腺が刺激されるため、食事の際に噛む回数を増やしたり、ガムを噛んだりすると効果的です。
ただし、糖分が含まれているものは虫歯菌の活性化を促すので、無糖のガムを選びましょう。特に、キシリトールガムがおすすめです。キシリトールには、エナメル質を溶かす酸の産生を抑制する働きがあるため、初期虫歯の進行を抑えられる可能性があります。
C1:エナメル質の虫歯
C1は、エナメル質に虫歯が進行している状態です。エナメル質は、歯の外側を覆う非常に硬い層のことで、歯を保護する役割を果たしています。
特徴
エナメル質に虫歯が進行すると、小さな穴やくぼみが形成されることがあります。
この段階では、虫歯はまだ象牙質に達していないため、痛みはほとんど感じません。
治療期間
C1の虫歯の治療は、1日で終わることが多いです。
歯を削った直後に詰め物を装着し、形の調整などを行うため、治療は1回で完了します。
治療法
C1の虫歯は、エナメル質に侵食した虫歯をドリルを用いて取り除きます。そのあと、削った部分に詰め物を装着して、歯を修復します。
詰め物にはコンポジットレジンが用いられることが多いですが、より美しく仕上げたい場合はダイレクトボンディングを用いる場合もあるでしょう。コンポジットレジンは保険適用であり、劣化や変色しやすいことが特徴です。ダイレクトボンディングは自費診療ですが、長期間にわたって色や形状を保つことができます。
C2:象牙質の虫歯
C2は、象牙質まで虫歯が進行している状態です。治療方法はC1と同様に、虫歯部分を除去して、詰め物や被せ物で歯を補修しますが、C1に比べてより深く除去する必要があります。
被せ物を使用する場合、治療期間はC1よりも長くなることが多いです。
特徴
C2の虫歯は、虫歯が歯のエナメル質を超えて、内側の象牙質まで進行した状態です。
象牙質は、エナメル質よりも柔らかく、微細な穴が多数あるため、虫歯が進行する速度がC1よりも速くなります。虫歯が象牙質に達すると、歯の神経に近づくため自覚症状が出やすく、痛みを感じる場合もあるでしょう。冷たい飲み物や甘いもの、酸味のあるものなどを摂取すると、しみる感覚や痛みが生じる方が多いです。
また、象牙質まで進行した虫歯は歯の色に影響するため、黄色がかった色や茶色に変色することがあります。
治療期間
C2の虫歯は、治療に使用する素材や、詰め物か被せ物かによって治療期間が異なります。
コンポジットレジンの詰め物なら治療は1日で終了しますが、メタル(銀歯)の場合、詰め物・被せ物どちらの場合も、治療回数は2回必要です。自費診療のダイレクトボンディングやセラミック、ジルコニアを用いる場合も2〜3回の通院が必要になるため、治療期間は1週間ほどになるでしょう。C2の治療期間は、コンポジットレジンの詰め物なら1日、その他の治療法は1週間が目安です。
定期検診はとっても大切なことがわかりますね👍🏻
皆様定期検診はしっかり行いましょうね🤍
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