【お口の中の細菌】
みなさんこんにちは
ホワイトニングサロン広島店
です👍🏻
口腔内の細菌はどのように定着するのでしょうか?🤔
胎児の口腔内は、元々無菌です💡
出生の過程や母親などの養育者から
受動的に細菌をもらうことになります😣
新生児の口腔内へ最初に定着する菌種は、先駆細菌と呼ばれており、
口腔レンサ球菌であることが多いです✓
この菌種は成人の唾液中に多く認められる菌種です。
その後乳歯の萌出とともに細菌叢が変化していきます✍🏻
<唾液に含まれる抗菌物質>
私たちの唾液には、
細菌やウイルスに抵抗するための様々な抗菌物質が存在します✓
・分泌型IgA:口腔粘膜の免疫機構として働きます。
唾液腺の周囲に存在する形質細胞で産生され、
腺上皮細胞を通過する際に、
分泌成分を付加されて唾液中に分泌されます。
細菌やウイルスの組織への付着・吸着を阻害します。
・ムチン:細菌に結合し唾液中で凝集塊を形成することにより
口腔粘膜への付着を阻害します。
・リゾチーム:細胞壁分解酵素で、細菌を溶解します。
・ラクトフェリン:鉄結合能を有し、
細菌の増殖に必要な鉄を環境中から奪います。
・ヒスタチン:アミノ酸であるヒスチジンを多く含むタンパク質で、
3種類のファミリーがあり、主に抗真菌作用を有します。
・ディフェンシン:唾液腺、好中球、歯肉上皮細胞などにより
産生されます。
主にα型とβ型があり、細菌、真菌、ウイルスに広く
抑制活性を有します。
・その他:ペルオキシダーゼ、シスタチン、スリピ(SLIP)などが、
抗微生物活性を有します。
<唾液に含まれる細菌>
唾液は唾液腺から分泌されますが、
分泌直後の唾液中には細菌は存在しません🙅🏻
唾液中に存在する細菌は外界から入ってきた細菌、
また、歯や粘膜から剥がれ落ちた細菌ですが、
細菌叢という点では一定の平衡状態が保たれています。
つまり、食事や飲食などの口腔内環境の変化にもかかわらず
唾液細菌叢には特定の菌種が認められます✍🏻
1日のうちでは起床直後が細菌が多く、食事直後では少なくなります🦷
これは、食事直後は、飲食に伴う嚥下などにより細菌数は減少し、
嚥下作用のない就寝時には、細菌数が増殖するためです💡
そのため就寝前や起床後の歯磨きはかなり大切になってきます✨
必ずするよう心がけましょう👍🏻
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