【エナメル質形成不全症】
みなさんこんにちは!
ホワイトニングサロン広島店
です!
みなさんは「エナメル質形成不全症」はご存知ですか?
歯の表面に白色や茶色をした部分を見かけることがあります。
これは虫歯ではありません🙅♀️
歯が生えた直後から見られる生まれ付きの変色です。
これを「エナメル質形成不全症」と言って、
歯の表面のエナメル質が生まれつきうまく作られず、変色や欠けがみられる状態です。
乳歯にも永久歯にもみられ、その部分は歯の質が弱くなっています😭
軽度の場合は限局性の変色があるだけですが、重度の場合は
エナメル質の表面に環状のくぼみ、不規則なクレーターを生じ、エナメル質の大部分が
形成されないこともあります。
前歯にできる場合はそこから虫歯になることはすくなく、主に見た目の問題になります。
奥歯にできている場合はそこから虫歯になりやすく、虫歯になると進行が早いので
注意深く慎重な予防等が必要です。
エナメル質形成不全症の原因
①全身的な要因
胎児期、つまり母親の妊娠期に何らかの全身的障害で歯の形成、
成長が一時的に阻害されることにより、エナメル質形成不全症が起こります。
エナメル質形成不全症が全身的な原因によるときは1本だけではなく、複数の歯に症状が
出てくることが多いです。
多くの場合左右対象に現れると言われています!
②局所的な要因
乳歯に外傷を受けた場合乳歯の虫歯が大きく長期間化膿状態であった場合
後続する永久歯に影響が出てエナメル質形成不全が見られることがあります。
1~2本に限局し左右対処に認められることは少ないです。
「エナメル質形成不全症」は6歳臼歯と前歯によく発症しやすいと言われています。
発症に関して様々な要因との関連が疑われているようですが
どれも確証は得られていないようです。
前述したように奥歯である6歳臼歯の方が脆く、虫歯になりやすいと言われています。
6歳臼歯は約80年間使うとても大切な歯です。
この歯を虫歯にしてしまったら大変です!
6歳臼歯が生えてきたら早めに歯科医院を受診することをお勧めします!
エナメル質形成不全症になっても悲観する必要はありません。
毎日の適切なブラッシングなどで十分に予防可能です。
日頃のケアを大切にして歯を健康に保てるよう頑張りましょう!